マンションの売り方といっても、特別にむつかしいことは何もありません。マンションを見に来る方の立場にたち、気持ちよく見ていただければそれで十分です。簡単ではありますが、案外できていないことが多いのです。
マンションを見てもらうことを、業界用語では「内見」と言っています。内見準備には、お金のかからない準備とお金のかかる準備があります。
お金のかからない準備項目はこんな感じです。
1 室内を明るくしておくこと。
2 風を通しておくこと。
3 掃除をしておくこと。
4 荷物を片付けておくこと。
5 快適な温度にしておくこと。
6 カーテンを空けておくこと。
7 スリッパを用意しておくこと。
8 マンションのいいところを記録しておくこと。
9 学区やスーパーなどの近隣情報を記録しておくこと。
10 管理費等の数字、駐車場等の数字を記録しておくこと。
上記の10項目はお金をかけなくてもできる準備です。その他には、古いマンションだったりする場合、清潔でよい印象を出すために、プチ・リフォームをすることもあります。一般的なのは壁紙の貼り替えですね。お金がかかる準備項目の代表格は「壁紙の貼り替えリフォーム」です。安い費用でできて効果があります。
長年住んでいると、壁紙もよごれてクリーニングではダメなときには、思い切って壁紙を交換することも効果があります。費用もさほどかかりませんし、腕に自身のある方なら、ご自分で貼り替えてもいいでしょう。わたしもやったことがあります。手順と要領さえ分かれば簡単です。日曜大工センターなどに行くと、タダでもらえる作業手順を解説したリーフレットがありますから、それを参考にしてもいいでしょう。
もうひとつ大事なことを。それは、長年住みなれた家だと、たとえば「匂い」あるいは「臭い」に関しては気づかないことがあります。自分の家のニオイは慣れてしまっているから、他人がどう感じるかは、自分たちには分かりにくいのです。上記の10項目の2番目に「風を通しておくこと」というのがありますが、これは淀んだ気をにがすことと、その家独特のニオイを一時的ににがしておくことを意味しています。ニオイのことは、他人からは指摘されにくいものです。とにかく、気持ちよく内見していただくことがポイントです。