2008年12月18日木曜日

住宅ローンの返済比率

住宅ローン融資を考えるときに、必ずついてくるのが「返済比率」のお話です。「返済負担率」ともいいますがどちらも同じ意味です。この返済比率のことを分かりやすく説明します。なぜこのテーマを取り上げるのかというと、住宅ローン融資審査してもらうときにとても重要なポイントだからです。押さえどころといいますか、ツボというところでしょうか。

さて、返済比率ですがカンタンに表現すると、住宅ローンの年間支払額が、年収の一定割合の中におさまっていなければいけない、ということです。ちなみに返済比率というのは年収が上がるにしたがって比率も上がります。

例えば、大まかですが、年収が300万円では25%以内、400万円では30%以内、600万円では35%以内、というようになっています。この数字はどこの金融機関でもほぼ同じですが、ろうきんなどは独自の考え方をもっています。

では、年収が400万円のケースで具体的に説明してみます

【モデルケース:年収400万円・返済比率30%の場合】
■年収:400万円
■返済比率:30%

この場合では、年収400万円の30%までが上限となりますから、年額で120万円になります。つまり、住宅ローンの返済額を年間120万円に抑えなさい、ということです。月額に換算すると10万円です。ここまではお分かりいただけましたでしょうか。

この月額10万円以内という数字は、年収400万円の人の場合の上限です。
ここで注意することが2つあります。

ひとつは毎月支払額を計算するときに採用する金利のこと。
もうひとつは、返済比率いっぱいに申し込まないこと。この二つです。

金利については、実際に融資が実行されるときの金利を「実行金利」といい、融資の審査で返済額を試算するときに使う金利を、私は「シュミレーション金利」と呼んでいます。

返済比率を考えて支払額を試算するときに採用している金利です。この金利は実行金利より高めに設定されており、将来の金利上昇リスクを回避しようとしています。金融機関にもよりますが、一般的には「4.0%」位を採用しているケースが多いようです。

だから、自分で試算するときは、どんな借入計画をしている場合でも、金利は「4.0%」を採用して計算してください。もうひとつは、返済比率いっぱいに借りないことです。金融機関から見ると、無理していると思われないようにすることが大切です。