2008年11月22日土曜日

アルミサッシを取り換えよう

中古マンションを買ってリフォームするのは楽しみのひとつだ。あれこれプランを考えて、リフォーム雑誌でイメージをふくらませ、理想のプランができあがるのだが、ひとつだけ不本意な点が残ってしまう。そう、アルミサッシが古いままなのである。

きれいな新しいサッシに換えたいのだが、どうもこの部分を「取扱不可」という対応をする業者が多くてこまる。彼らの共通する言い分として「共用部分だからさわれない」というものだ。不動産会社だけではなく工務店の担当者も同じことをいう。

正確には「共用部分だから勝手にさわれない」ということだろう。

勝手にさわれないのはわかる。しかも、一軒のお宅のために組合を招集して組合の議題にあげてもらって話し合いをしてもらうのは気がひけるだろう。時間だってかかってしまうから待ちきれない。しかし、古いアルミサッシはなんとかしたいと思うのが普通の感覚だろう。

今、このブログを読んでくださっている方が古いマンションに住んでいるなら、アルミサッシを見て欲しい。高さはほぼ人の高さと同じで約1.8mくらいだ。そのサッシの中ほどに桟(サン)があると思う。へその高さに横たわっている棒のことだ。

アルミサッシの強度を持たせるこのような構造は、視界を悪くしていて、しかも美しくない。窓の向こうに素晴らしい景色があっても、この桟が邪魔になってしまう。サッシ本体に桟が無くても網戸についている場合は多い。網戸の網も視界を曇らせてしまうからプリーツ式の網戸に取り替えるとすっきりして美しくなる。新しいサッシには中桟がないからすっきりしているし、防音や断熱もすぐれている。そんなに大きな費用がかかる訳ではないから是非とも挑戦していただきたい。居住者の利益につながり、資産価値も上がるのだから。

ところで、この話は個人レベルが前提であったが、これをいっそのことアルミサッシメーカーやリフォーム会社が管理組合に提案したらどうだろう。マンション丸ごとサッシをリニューアルするのである。費用は修繕積立金を利用するればいい。

サッシが新しくなってすっきりするとマンションの資産価値が高くなる。

間違いなく高くなるのである。売却しようとする場合、買い手に良い印象を与えることができるし、古いサッシより新しいサッシを好むのは当然で、比較するまでもない。

巷には、サッシが古くて売れにくいマンションがゴロゴロしている。

賃貸で貸したいというときも、このサッシが結構ポイントになるのである。現場にいれば分かることだ。もし、全体を取り換えるには予算が厳しいというのであれば、所有者が自己負担で取り換えたいと申し出た場合のために、許可を出すことを予め決議しておけばいい。みんなが幸せになれる。Win-Winの関係だ。